この度、中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館のご協力により、「木内克展」を開催致します。
近代の日本彫刻界において、大きな足跡をしるした木内克。
彫刻は
宝石のいっぱいつまった宝石箱の
ようでありたい
ー『わたしのどろ箱』よりー
その青春と人生を賭け木内の創造精神を刺激し続けたモデル・松平須美子を題材とした生命感にあふれる豊饒な作品群。ローマ滞在の前後からの抽象化された力強い裸婦像。フォーヴで写実的なものから、単純化された半抽象的なものまで、“宝石のいっぱいつまった宝石箱”のような木内彫刻を、彫刻と場が一体となる当館独自の空間に配します。
本展覧会は、当初、昨年秋に開催予定でした。しかし、東日本大震災により、延期となっておりました。震災前と変わらぬ質の高い彫刻展をお届けすることで、多くの方々に復興の兆しを感じて頂けたら・・・との願いをこめて開催致します。
木内彫刻の持つ溢れる生命力を、当館の光に満ちた空間で体感して頂けましたら幸いです。
■会 期 | : | 2012年9月8日(土)〜11月4日(日) |
■観 覧 料 | : | 一般500円、大学生・高校生・300円、中学生以下無料 |
■開館時間 | : | 午前10時〜午後5時(入館受付は午後4時30分まで) |
■休 館 日 | : | 月曜・火曜(但し祝日の場合は開館し、翌火曜・水曜休館) |
■主 催 | : | 財団法人 菅野美術館 |
■協 力 | : | 中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館 |
■後 援 | : | 塩竈市/塩竈市教育委員会/河北新報社 |
※本展覧会チラシ裏面におきまして、作品写真の注釈で作品名に誤りがありました。
正しくは以下の通りとなります。
1.「エーゲ海に捧ぐ」(1972年)ブロンズ
2.「反り返る裸婦」(1949年)ブロンズ
3.「坐裸婦」(1959年)ブロンズ
訂正して、お詫び申し上げます。